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米金融大手 SL出資撤退へ「明らかに判断誤った」、UEFAは処分の意向

[ 2021年4月24日 05:30 ]

 欧州の強豪12クラブによる創設計画が暗礁に乗り上げたスーパーリーグ(SL)に関し、資金面で支えていた米金融大手JPモルガン・チェースが23日に撤退を示唆した。担当者が「サッカー界の受け止めや将来の影響について明らかに判断を誤った」と語った。

 JPモルガンは基盤整備や新型コロナウイルス禍の損失回復のため、35億ユーロ(約4550億円)を出資。大半のクラブが撤退を決めた中でペレスSL会長は計画の再構築を主張しているが、資金面の裏付けがなくなれば完全消滅を余儀なくされる。UEFAのチェフェリン会長はSL創設に関与した当事者に関し「自身の過ちを自覚し、妥当な結果に直面することを求める」と処分の意向を示している。

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2021年4月24日のニュース