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ケーンはトットナム残留へ レアルとバルサは移籍金捻出できず

[ 2021年4月2日 17:40 ]

トットナムのFWハリー・ケーン(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケーン(27)が残留する見通しであると、2日付の英紙サン(電子版)が報じた。

 トットナムのダニエル・レビ会長(59)はケーンの移籍金を1億7500万ポンド(約268億円)に設定しているが、プレミアリーグのクラブには売却しない意向で、欧州の強豪クラブのみ放出を認めるという。

 同紙はスペイン1部レアル・マドリードとバルセロナに移籍の可能性があるとしているが、両クラブとも新型コロナウイルス感染拡大による財政難から1億7500万ポンドの移籍金を捻出できないという。そのため、ケーンは来季もトットナムでプレーする見通しのようだ。

 ケーンは3月28日付の英衛星放送スカイスポーツのインタビューで去就を問われ、「今は答えるのが難しい。今後のことは夏の終わりに分かるだろう」とし、欧州選手権後に自身の去就を決断すると明かしていた。だが、サン紙によると、ケーンは少年時代から在籍するトットナムに愛着があり、クラブの理解なく強引に退団するようなことはしたくないという。

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2021年4月2日のニュース