日本代表GK権田　出場8戦連続完封も本音「自信にはなるが、メキシコ戦で達成したかった」

＜日本・韓国＞前半、パンチングでクリアする権田修一（左から3人目）
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　サッカー日本代表GK権田修一（32）が3―0で勝利した韓国代表との親善試合から一夜明けた26日、オンラインで取材対応した。前日の韓国戦でA代表ではGK楢崎正剛を上回る歴代最多の出場8試合連続完封を記録したが「韓国を相手に0で抑えられたのは自信にはなるが、個人的には（昨年11月に0―2で敗れた）メキシコ戦で達成したかった」と振り返った。

　昨年11月にグラーツで2試合が組まれた親善試合に参加。権田は初戦のパナマ戦に出場し、連続完封記録を7に伸ばしたが、次戦の強豪メキシコ戦で出場機会はなかった。「昨日（25日）の試合もGKの記録にはなるが冨安、吉田があれだけ防いでくれて。両サイドがみんなが守ってくれた結果。メキシコだったり、W杯で勝たないといけない試合でやっていきたい」と意気込む。

　新型コロナウイルス禍での国際マッチ。今夏に控える東京五輪も含め、開催への批判的な意見も多い。権田は「生きていくために、なくてはいけない仕事ではない」と話した上で「ただ、元気や勇気を与えることはできる。昨日も8000人強の人が生で観てくれた。生放送の時間帯でたくさんの人が観てくれたと思う。日本のこの状況で勇気を与える唯一、できることは勝つことだと。一人でも二人でも頑張ろうと活力になる試合をみせられればいい。それが日本代表の使命としてやっていきたい」と語った。