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U24・三笘、久保と“初共演”に自信「うまく連係していけば力になれる」

[ 2021年3月24日 05:30 ]

国際親善試合   Uー24日本ーUー24アルゼンチン ( 2021年3月26日    味スタ )

練習する三笘(右から2人目)と久保(右)
Photo By スポニチ

 アルゼンチンと親善試合を行う東京五輪世代のU―24日本代表は23日、千葉県内で合宿2日目の練習を実施。取材に応じたMF三笘薫(23=川崎F)は、期待されるMF久保建英(19=ヘタフェ)との“初共演”に自信をのぞかせた。川崎Fアカデミーで一緒に練習した経験もあり、初の実戦にも問題なしを強調。短期間で連係を深め、自身のさらなるステップアップへ、強豪撃破を誓った。

 ついに初融合の瞬間が訪れる。右利きの三笘と、左利きの久保。アルゼンチンとの2連戦で最も注目されるのが、日本の将来を背負う2人のドリブラーの共演だ。三笘はこの日、オンライン取材で対応。五輪メンバー入りに向けても大事なテストマッチへ「勝利に貢献するプレーをして、自分の次へのステップの機会にもできたらと思っています」と強い意気込みを語った。

 三笘と久保は、ともに川崎Fのアカデミー出身で、年齢は4つ違い。過去同じピッチに立ったことはないが、三笘がジュニアユース(U―15)、久保がジュニア(U―12)に所属した時代に「一緒にトレーニングしたことがあった」(三笘)という。三笘はこの日、当時の久保の印象を「小さくてうまかった」と語り「少し関わりがあるので、コミュニケーションは凄く取りやすい」と説明。さらに「(ともに)前線の選手なので、うまく連係していけば(チームの)力になれると思う」と言い切った。

 五輪世代は3バックと4バックを併用。3バックなら、ともに1トップ下で並び立つ可能性もある。三笘にとって五輪代表は19年12月の長崎合宿以来。過去に大きなインパクトを残せていないが、Jリーグでプロ1年目の昨季、MVP級の活躍で一気にスターへの階段を駆け上がった。「いろんな人の評価も変えていくチャンス」。先に世界へと羽ばたいた久保とともに、まずはアルゼンチンを撃破して、自身も世界への足がかりとする。

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