×

今季未勝利の仙台・手倉森監督 節目の年に苦難のスタートも…「断ち切る3・11に」

[ 2021年3月11日 21:26 ]

仙台・手倉森監督
Photo By スポニチ

 仙台の手倉森誠監督(53)が11日、遠征先となる神奈川県内の宿舎からオンライン取材に応じ、「希望の光になろうとした時に(今季未勝利の)この状態ではいけない。(東日本大震災から)10年経ったというタイミングで、我々が大敗しているということに対して『断ち切る』という3・11にしなければいけないなという思いでいます」と話した。

 未曾有の災害となった東日本大震災から10年という節目を迎えたこの日、遠征メンバーは政府主催の追悼式に合わせて仙台の方角を向いて黙とう。指揮官は「あれから10年というところでいろんな情報、ニュース、番組でも取り上げられている中で、ものすごく重苦しいですよね」とし、「その重苦しさに対して、被災地クラブである仙台は常に十字架を背負っている。スポーツという分野からすれば、その重苦しさをはね返す力を示さなければといけないという気持ちだ」と強調した。

続きを表示

2021年3月11日のニュース