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仙台 5失点に平岡「早い段階の失点が今日はすべて」 真瀬「力のなさ痛感」

[ 2021年3月10日 22:20 ]

明治安田生命J1第3節第1日   鳥栖5―0仙台 ( 2021年3月10日    駅スタ )

<鳥栖・仙台>敗戦し、悔しそうな仙台サポーターたち(撮影・木村 揚輔)
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 11年3月11日の東日本大震災の前夜、勝利を被災地に届けられなかった。仙台は前半5分に先制されると、同25分と39分にもゴールネットを揺らされた。布陣変更など修正して臨んだ後半はチャンスを作ったものの決め切れず。逆に相手に2ゴールを決められ、6日のホーム川崎戦に続いて5失点での大敗を喫した。

 試合前には両チームの選手や監督を含め、会場全体が黙祷。「3・11」で犠牲となった人々へ哀悼の意を表した。チームの士気は高い。だが、出鼻をくじかれた。DF平岡康裕(34)は「早い段階の失点が今日はすべてかなと思う。相手がホームで勢いよくくるのは分かっていたが、より勢いづけさせてしまった。そのあと自分たちが勢いをいなせずにもう1点取られて、バタバタしてしまった」と強調。DF真瀬拓海(22)は「今季のリーグ戦の初スタメンでチャンスをもらったので必ず結果を残して勝利に貢献したいと思ったが、失点にも絡んで、自分の力のなさを痛感した」と肩を落とした。

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