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C大阪・大久保「ワクワク」 J1史上最年長4戦連続弾にも重圧なし 点取り屋の感覚「よみがえってきた」

[ 2021年3月10日 05:30 ]

C大阪・大久保(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(38)が、10日の清水戦(ヤンマー)で再び記録を打ち立てる。開幕から3戦4発と好調をキープする中、9日の練習後にオンラインで取材対応。現在の状態、そして感覚に手応えを示した。自身にとって最長タイ、J1では史上最年長となる4戦連発を成し遂げ、チームの連敗をストップさせる。

 緊張するどころか、大久保は「ワクワク」していた。開幕から3戦4発と周囲を驚かせる結果を残し、日増しに高まっていく期待。プレッシャーがあるかと問われると「全くない」と即答した。

 「ガチガチになったら性格的にもダメなので。楽しみながらやっている。3試合は終わったことだから忘れて。1試合1試合に懸けているので」

 始動前の自主トレから自分自身を追い込み、キレのある動きや強烈なミドルでゴールを量産。昨季、J2で無得点だったストライカーには、懐かしい感覚が戻ってきた。

 「前に点を取っていた時、ボールが来た時のワクワク感を思い出してきた。そのワクワク感がずっとなかったけど、セレッソに来てよみがえってきた」

 その好調ぶりに、背番号20を引き継いだ大先輩の西沢明訓氏から「乗ってるね」と連絡もあったという。自身にとって最長タイの4戦連発となれば、38歳9カ月1日での達成となり、14年のマルキーニョス(当時は神戸)を抜いてJ1史上最年長の記録となる。

 清水戦では、川崎FサポーターからC大阪サポーターへと継承された、大久保のJ1ゴール数を示す「YOSHI METER(ヨシメーター)」も掲げられる予定。その数字を「190」に更新し、チームに3試合ぶりとなる白星を呼び込む。

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2021年3月10日のニュース