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攻撃の幅を拡げるために…名古屋MF米本「ミドルを何本か決めたい」

[ 2021年2月12日 17:14 ]

名古屋のMF米本
Photo By スポニチ

 沖縄キャンプ中の名古屋MF米本拓司(30)が今季のテーマとして“ミドルシュート”を掲げた。昨季J1最少28失点の堅守をベースに、得点力アップを目指す今シーズン。過去5年間で1得点のボランチは「ミドルシュートで得点を奪えれば相手(守備陣)も前に出てくるので何本か決めたい。中長距離で決めると攻撃の幅が拡がる」とイメージした。

 FW柿谷やMF斎藤らW杯出場戦士を獲得し、多士済々の豪華な顔ぶれが攻撃陣には並ぶ。だが相手によっては守備を固めてくることも想定される。ゴール前に人数を掛けて守ってくる相手を引き出すためにも、ボランチからのミドルシュートは効果的となる。

 FC東京に所属した09年8月の対大分戦にはミドルシュートでプロ初得点。同年ナビスコ杯(現ルヴァン杯)決勝・川崎F戦でもエリア外から決めた。元々、パンチ力のあるシュートは持っている。豊富な運動量とハードな守備が持ち味の汗かき役が、今季は貪欲にゴールも狙っていく。

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2021年2月12日のニュース