×

大分 最年長のMF松本、キャンプインで意気込み「ACL行ってみたい」

[ 2021年2月1日 05:30 ]

鹿児島キャンプ初日の練習を行ったJ1大分のMF松本(中央)(クラブ提供)
Photo By 提供写真

 大分は31日、鹿児島県でキャンプをスタートさせた。練習後にオンラインで対応したチーム最年長のMF松本怜(32)は「ACLに行ってみたい。可能性は十分あると思う。チームの目標は9位以内ですけど、それ以上を目指して、やっていきたい」と大きな目標を掲げた。

 この日は午前中からスプリントメニューを中心に汗を流した。「シンプルにきつかったです」と松本。今年が大分9年目。2016年から指揮を執る片野坂監督(49)の戦術も熟知している。新加入選手も加わり、交流を深めたいところだが、キャンプ中はコロナ対策として、ホテル内で部屋の往来は禁止。「ピッチに入った時は、いつも以上にコミュニケーションを取っている」と意識している。

 昨シーズンのリーグ戦は22試合で1得点。「今年は全試合に絡めるようにプレーしていきたい」と元気いっぱい。6日まで鹿児島キャンプを張る。

 片野坂監督はキャンプ初日を終え「攻守の戦術を共有できるように、精度と質を上げて狙いのベースの部分を全体で合わせたい」と話した。

 新戦力12人を迎えチームは一新する。「選手の取り組む姿勢、吸収しようとする姿勢、合わせてやろうという積極的なプレーをしている。感触はすごく良い」。特に鈴木、岩田と長年大分を支えてきた守備の柱が移籍。「能力も理解度もある選手が入ってくれた。すぐに同じようにというには時間がかかるが、新しい選手がチャレンジしてくれている」と確かな手応えを口にした。

続きを表示

2021年2月1日のニュース