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浦和DF槙野が新たな一面を予告 新監督との面談では「CB、SB、FWも出来ますよ(笑い)」

[ 2021年1月27日 13:32 ]

オンライン取材に応じた浦和DF槙野

 浦和のDF槙野智章(33)が27日、練習後のオンライン取材に応じ、21年シーズンで「新たな1面」を見せることを予告した。沖縄キャンプも4日目、リカルド・ロドリゲス新監督の下、日々、攻守に渡った戦術の落とし込みが進んでいる。この日はハイプレスのかわし方や攻撃のポジショニングなどが整理されたという。

 「この先、ゲームでこうやっていくというのが形として見える練習が多い。攻守のテーマ、求めることが分かりやすく充実した練習ができてます。選手にとって親しみやすい性格で一緒に目標を達成したい、野心を持ってやって来たというのを凄く感じますし、やっていて、やりがいがあります」。

 指揮官とは既に個人面談も行われ、それぞれが自分の力を発揮できるポジションとして第1~3希望を伝えたという。槙野は「監督からはDFラインはどこでも出来るでしょ?という話があったのでセンターバック含め、3枚のストッパー、4枚のサイドバックも出来ますと。データ上は得点も取ってるので個人的にはFWも出来ますよ、という話もしました(笑い)」。

 まず個々にプレースタイルから性格、長所、短所などをプレゼン。その上でロドリゲス監督から見える特徴とすり合わせながらピッチ上でのポジションやチャレンジが進められているという。槙野は「自分が思っている以上に監督の戦術、やり方で(特徴を)引き出してもらえるんじゃないかと。シーズンが始まったら予期せぬポジションでプレーしている可能性だってある。新しい1面が見られるのでは、と自分でもワクワクしてます」。

 昨季は10位に低迷。2年連続で無冠に終わった。だが新生レッズには確かな手応えを感じている。「元々、浦和には質の高い選手が多い。しっかりと戦術を落とし込めばタイトルも見えて来る。攻撃のバリエーション、得点を取れるコンビネーションが増えているのが見えるのでは…。ここ2、3年の長く暗いトンネルを抜け出して、やっていて楽しい、見てて楽しいサッカーを展開できる自信はあります!」と力強かった。 

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2021年1月27日のニュース