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東京V 羽生社長ら3役員が辞任 臨時取締役会で決定

[ 2020年12月25日 15:27 ]

東京V・羽生英之社長
Photo By スポニチ

 J2東京Vは25日、臨時取締役会を開催し、元Jリーグ事務局長の羽生英之社長(56)ら3役員の辞任と新体制を発表した。

 羽生社長と吉田昌弘氏、斉藤浩史氏の両取締役が当日付けで辞任。新社長には中村考昭氏、社長代行に森本譲二氏、取締役に石倉壱彦氏が就任する。

 また、発表によると「辞任にあたり、上記3名からは弊クラブの信用や評価を毀損する行為を辞任以降行わないことの宣誓をいただいております」と辞任した羽生社長ら取締役3人から宣誓を取り付けたとしている。

 東京Vは今期と来期で約10億円の赤字が予想されていることから、羽生社長ら現経営陣が退陣して有力株主のゼビオグループの主導で再建を目指そうとしているが、株主間のコミュニケーションができず、スムーズにいっていない。羽生社長は20日に行われた今季最終戦後のシーズン終了あいさつで「ヴェルディは誰のものなのでしょうか」と株主が一丸となって早期再建を目指すように訴えていた。

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2020年12月25日のニュース