J2北九州　圧倒的ポゼッションも2失点…指揮官「サポーターに申し訳ない」

明治安田生命J2第24節   北九州0―2福岡 （ 2020年10月4日    ベススタ ）

　北九州は連動したパスワークで圧倒的にボールを支配しながら、フィジカルを生かした福岡に一瞬の隙を突かれて2失点。持ち味の攻撃的なサッカーを最後まで貫いたが、必死で体を投げ出す福岡の堅守を最後まで破ることができなかった。

　小林伸二監督は2月に続いて福岡同県ダービーに敗れ、「サポーターに申し訳ない。入りが悪かったが1点取れていれば変わった」と肩を落とした。

　ケガで出場が見送られたエースFWディサロの分も活躍が期待されたFM町野は、シュートがゴールポストに阻まれるなど不運もあった。「チャンスはいつも通り作れていたがシュート10本打って決められなかったのが勝負を分けた」とうなだれた。指揮官は「これが期待されている時のプレッシャーだし、ここで経験しながら前に進めばいい」と敗戦を糧にすることを誓った。