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近大サッカー部5人が大麻使用 学内調査で発覚…部は無期限停止、残りリーグ戦を辞退

[ 2020年10月5日 15:10 ]

サッカー部の大麻使用を公表した近大関係者。(左から)鹿田昌司・スポーツ振興センター事務長、渥美寿雄・副学長、松井清隆サッカー部監督
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 近大は5日、大阪市内で会見を開き、サッカー部の男子学生5人が大学外で大麻を使用したことが発覚したと公表した。5人は逮捕はされていないが、大学は事態を重く見て、部は10月1日から活動を停止しており、関西学生リーグの残り日程を辞退することも明らかにした。

 大学によると、9月30日にサッカー部員がコーチに部内に大麻を使用している者がいるとのうわさがあると報告。10月1日に部員らに事情を聴いたところ、事実だと発覚、すぐに大学から警察に連絡した。大学の調査によると、部員AがSNSで売人と接触して購入、昨年12月から今年5月にかけて自宅で5、6回使用。Aにもらった部員3人がAの自宅で1回から2回使用したという。また昨年10月に大阪市内のクラブで知り合った人にもらった大麻を使用した別の部員もいた。

 近大サッカー部は部員62人がおり、関西学生リーグ1部に所属している。今季は9月12日の立命大戦から同26日の京産大戦まで3試合戦い、1分け2敗だった。

 大学スポーツでは今年1月に日大ラグビー部員1人が大麻を所持したとして逮捕された。

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2020年10月5日のニュース