日本代表、オランダ合宿始動　MF久保建英「有意義な時間。ゴールは常に狙っている」

オンラインで取材に応じる久保建
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　日本代表は5日、オランダ遠征で活動を再開した。9日にカメルーン、13日にコートジボワールと無観客で親善試合を行う。ビリャレアルのMF久保建英（19）が5日、練習前にウェブ取材に応じた。約1年ぶりのA代表となるが「有意義な時間と思う。この2試合、みんなで力を合わせ、全力で戦って代表の意味を見せたいと思う」と話した。

　ビリャレアルでは今季、5試合連続で途中出場が続くが、スペインを主戦場に確かな手応えも得た。「1年前から一番積んで来たものと言えばトップリーグでの経験。スペインは現状、世界のトップリーグ。マジョルカでも格上と互角以上にやれた自信はある。リスペクトはしつつ、自信を持ってプレーできている」と話す。

　コロナ禍による活動中止の影響で国際Aマッチでの最年少得点こそ幻となったが、攻撃の選手として役割は理解している。「前の選手なのでゴールはいつも狙っている。かと言って自分のゴールが全てではないので、チームが勝つための選択肢の1つとしてゴールは視野に入れていきたい」と話した。

　次代のエースとして期待は大きいが「確認も含め、意思疎通ができれば次の代表の招集にもつながる。誰も約束された立場にいない。少なくとも自分は違うのでこの2試合全力で戦っていきたい」。地に足をつけ、アフリカの強豪に立ち向かう。