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神戸 またイニエスタで3年ぶり4連勝 2戦連続得点 三浦監督「次元が違う」

[ 2020年10月5日 05:30 ]

明治安田生命J1第20節   神戸3―2横浜 ( 2020年10月4日    ニッパツ )

前半11分、PKを決める神戸・イニエスタ(撮影・篠原岳夫)
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 神戸はまたしてもイニエスタが魅せた。1―1の前半11分、FW郷家が得たPKを冷静にゴール左に沈めて、これで2試合連続得点。後半11分には中盤でボールを奪って前線へとつなぎ、FW古橋のゴールの起点となった。「次元が違う」と三浦監督に称される背番号8は、直近4試合で全12得点中10得点に絡む活躍。6試合連続フル出場で、3年ぶりとなる4連勝に貢献した。

 就任後、無傷の3連勝となった指揮官は「勝ちはしたが課題の残るゲームだった」と振り返った。チームとして放ったシュートは、得点につながった3本のみ。対する横浜には26本を打たれたように一方的に押し込まれた。だが、後半開始からシステムを変更して対応。「(ボールを)前半は持たれたけど、後半は持たせた」。理想のポゼッションスタイルを封印し、横浜の猛攻を耐え抜いた。

 自身最多のシーズン11点目を挙げた古橋は「(守備で)やり方がハッキリした」と好調の要因を語る。イニエスタの奮起に加え、歯車がかみ合ってきた神戸が9位に浮上した。

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2020年10月5日のニュース