ビダル　今週末にもインテル移籍決定か　バルサとの契約問題がクリアになり次第

アルトゥーロ・ビダル（AP）
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　バルセロナ退団が確実視されるチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル（33）に関し、4日付のムンドデポルティーボ紙は、今週末にもセリエAのインテル・ミラノ移籍が決定する可能性が高いと報じた。インテルはその獲得を強く望んでおり、あと1年残っているビダルとバルセロナの契約問題がクリアになり次第、移籍はすぐにでも成立する見通しという。

　バルセロナはクラブOBで元オランダ代表DFのロナルド・クーマン氏が新指揮官に就任。チーム大改革を推し進める中、スアレスらベテラン選手に次々に戦力外を言い渡した。ビダルもその中のひとりで、移籍先を探していた中、その獲得にいち早く乗り出したのが、ユベントスの指揮官時代にビダルを指導した経験を持つアントニオ・コンテ監督率いるインテルだったという。

　イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトによれば、ビダルは年俸600万ユーロ（約7億4500万円）の2年契約ですでにインテルと合意。あとは1年残す年俸800万ユーロ（9億9000万円）のバルセロナとの契約問題がクリアになれば、ユベントスに所属した14～15年シーズン以来5シーズンぶりのセリエA復帰が決定する見通しという。