×

Aマドリード 攻撃の柱コレアがコロナ欠場も…シメオネ監督「首筋に食らいついてでも倒してほしい」

[ 2020年8月13日 22:51 ]

ライプチヒ戦へ向けて調整するアトレチコ・マドリードの選手たち(AP)
Photo By AP

 ポルトガル・リスボンで集中開催されている欧州チャンピオンズリーグ(CL)は13日(日本時間14日午前4時キックオフ)に準々決勝(2)でアトレチコ・マドリード(スペイン)とライプチヒ(ドイツ)が対戦する。

 アトレチコ・マドリードは決勝トーナメント1回戦で昨季王者のリバプール(イングランド)を撃破した。4季ぶりの4強入りを懸ける準々決勝の4日前の9日に新型コロナウイルス検査で2人が陽性になったことが判明。翌10日にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(25)とクロアチア代表DFシメ・ブルサリコ(28)と公表した。

 ブルサリコは膝のケガで離脱中だったが、背番号10のコレアは今季公式戦44試合に出場して7得点をマークしていた攻撃の柱。就任9季目で悲願の頂点を狙うディエゴ・シメオネ監督(50)は「勝ち進めば、コレアとブルサリコが復帰できるかもしれない。とても重要な2人がいないが、状況に対応するしかない。選手には首筋に食らいついてでも相手を倒してほしい。勝つのが重要じゃない、勝つことだけがすべてだ」と必勝を期した。

 2度目の出場で初めて決勝トーナメントに進出したライプチヒは、1回戦でトットナム(イングランド)を撃破。トットナムを相手に1得点を挙げるなど、チームトップの今季34得点(45試合)を挙げていたドイツ代表FWティモ・ウェルナー(24)がチェルシー(イングランド)に移籍したため不在となる。それでもユリアン・ナーゲルスマン監督(33)は「10人で戦わなければいけないわけじゃない。攻撃陣に能力の高い選手はいる。これまで出番が少なかった選手が能力を示すチャンスだ」と新エース出現に期待を寄せた。

 欧州CLは新型コロナウイルスの影響で3月から延期され、準々決勝以降はホームアンドアウェー方式ではなく集中開催での一発勝負となる。12日はパリ・サンジェルマン(フランス)が、初出場のアタランタ(イタリア)を2―1と終盤の逆転劇で破り、25季ぶり2度目の準々決勝進出を決めた。

 14日以降の日程は以下の通り。
 14日 バルセロナ(スペイン)―バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)=準々決勝(3)
 15日 マンチェスター・シティー(イングランド)―リヨン(フランス)=準々決勝(4)
 18日 準決勝 パリ・サンジェルマン(フランス)―準々決勝(2)の勝者
 19日 準決勝 準々決勝(3)の勝者―準々決勝(4)の勝者
 23日 決勝
※開催日は現地。すべて日本時間で翌日午前4時キックオフ。

続きを表示

2020年8月13日のニュース