×

浦和・大槻監督、交代枠5人の特別ルール継続希望「質を担保できる」

[ 2020年7月31日 13:49 ]

オンライン取材に応じる浦和大槻監督
Photo By スポニチ

 浦和の大槻毅監督(47)が31日、オンライン取材に応じ、再開後の特別ルール「交代枠5人」の継続を熱望した。Jリーグでは新型コロナ禍による約4カ月間の中断を受け、今季は過去に例をみない過密日程となることを考慮、今季に限り交代枠を従来の3人から2枠増とした。「できればこれが続けばいいなと個人的には思っています」と明かした。

 最大のメリットとしてサッカーの質そのものの向上を実感している。「1番は、疲労でパフォーマンスが落ちる選手がいるが、交代枠が増えたことでフレッシュで、質を担保できる選手がゲームに多く残る。見てる方にもポジティブだと思う」。実際、大槻監督は再開後の6試合全てで4人以上のカードを切って来た。当然、ケガのリスクも減る。

 また特別ルール下では1度に2~3人を同時に交代、投入するシーンも目立つ。「ゲームに与える影響、一手が大きくなったと思います」と話す。指導者としては純粋に従来の3枠よりもピッチに送り込める選手が2人増えることへの喜びもあるという。

 8月1日はホームで清水戦を迎える。「ホームでは前回、柏にああいうゲーム(0―4)をしてしまったのでそれを踏まえてサポーターに喜んで帰って頂けるように勝ち点3を取れるように頑張りたい」と意気込む。

 いよいよ8月からは長距離移動も伴った試合が始まる。「今まで同様、守るべきところは守り、自分が行動することで何を守れるのか、家族の健康、自分の健康、サッカーが続けられたり、サポーターを喜ばすことができる。社会貢献というものも含めた意識を持っていくことが大事になる」と話した。

続きを表示

2020年7月31日のニュース