DAZN、今季CL＆ELを予定通り配信　米メディアがアジア地区の放映権早期契約解除報道も

　インターネット動画配信サービスDAZN（ダゾーン）は31日、公式ツイッターで8月に再開する2019―20年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ（CL）と欧州リーグ（ヨーロッパリーグ）を決勝まで予定通り配信すると発表した。配信スケジュールは随時番組表にアップデートされる。

　両大会は新型コロナウイルスの影響で3月から中断。欧州CLは8月7、8日に決勝トーナメント1回戦第2戦の残り4試合が行われてベスト8が出そろう。準々決勝以降はポルトガル・リスボンで集中開催され、準々決勝は12～15日、準決勝は18～19日、決勝は23日にすべて一発勝負で行われる。

　欧州リーグは決勝トーナメント2回戦第2戦が5日から再開し、6日にはMF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するEフランクフルト（ドイツ）が第1戦で0―3で敗れたバーゼル（スイス）と対戦。10日開始の準々決勝以降はドイツで集中開催され、決勝は21日にケルンで行われる。

　欧州CL、欧州リーグの配信について、新型コロナウイルスの影響による大会方式変更、試合減などを理由に2021年まであるアジア地区での放映権の早期契約解除をDAZNが欧州連盟（UEFA）に求めていると、米国の一部メディアが報道。日本のDAZNから両大会のコンテンツが外れていたため、ネットを中心に様々な憶測が広がっていた。