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スペインリーグ・セビリアの選手1人が新型コロナ陽性 国内で感染再拡大 サッカー界にも影響

[ 2020年7月31日 05:30 ]

 スペインでまた新たな新型コロナウイルス陽性者が判明した。1部セビリアは29日、PCR検査で選手1人が陽性反応を示し、自宅隔離されたと発表。所属するセルビア代表MFグデリは自身の感染をSNSで公表し、動画で「完全に元気で症状は出ていない。早くチームに戻りたい」と笑顔で語った。だが、8月6日にローマ(イタリア)と対戦する欧州リーグ2回戦第2戦は欠場する見通しとなった。

 スペインでは29日に2031人の新規陽性者が出るなど感染が再拡大しており、その影響はサッカー界にも及んできた。スペイン2部フエンラブラダでは計28人が陽性となるクラスターが発生。20日のリーグ最終節でMF柴崎の所属するデポルティボ戦が延期(のちに中止)となった。この影響で、当初23日に開始予定だった昇格プレーオフが延期され、日程は未定。さらにそのプレーオフに出場するMF香川の3位のサラゴサ、4位のアルメリアにもそれぞれ選手1人に陽性者が出たことが29日判明し、開催を危ぶむ報道も出てきた。

 28日には1部で今季優勝したRマドリードのFWディアスの陽性が判明。チームは8月7日に欧州CL1回戦第2戦マンチェスターC(イングランド)戦を控えており、スペインで感染者がさらに増えれば、欧州カップ戦への影響は不可避の情勢だ。

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2020年7月31日のニュース