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横浜MF遠藤 ドイツ1部移籍前最後の一戦で無念途中交代「迷惑かかる」、左太腿裏負傷

[ 2020年7月26日 15:51 ]

明治安田生命J1第7節   横浜1―3札幌 ( 2020年7月26日    札幌ド )

<札幌・横浜>前半17分、交代でベンチに下がる遠藤(撮影・高橋茂夫)
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 横浜MF遠藤渓太(22)が、ドイツ1部ウニオン・ベルリンへの移籍前最後となる26日の敵地の札幌戦で、前半17分に無念の途中交代を余儀なくされた。

 左ウイングで先発したが、1―1の前半17分、FW大津祐樹(30)と交代。うつむき気味に歩いてピッチを後にした。

 試合後、取材対応した遠藤は最初のプレーで左の太腿裏を痛めたことを明かし、「違和感を持ちつつ残り時間をプレーしていてもチームに迷惑がかかる」と自ら交代を申し出たことを明かした。

 ウニオン・ベルリンへの買い取りオプション付きの期限付き移籍が決まっており、この試合が下部組織から10年以上を過ごした横浜でのラストマッチだった。「自分にとっては最後だったが、チームの力になれずに出ていても仕方ない」という思いでピッチを去ったという。

 ケガの状態については、「そんなに大事に至るようなケガではないと思うが、一応検査しないと分からないこと」と説明。「準備を怠っていたわけでははない。こういうことも向こう(ドイツ)に行ったらあるのかなと思いつつ、受け止めてやれれば」と悔しさをにじませながらも冷静に話した。

 試合はMF天野純(29)の左足ミドルシュートで先制したが、DF陣のミスも絡んで失点を重ね、1―3で敗戦した。ポステコグルー監督は「悔しい結果。全然いいゲームではなかった。自分たちにミスが多く、勝ち点3を取ろうという意識が札幌の方が大きかった」と険しい表情で振り返った。

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