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J2北九州・小林監督 “説明不足”のPCR検査対応に不満

[ 2020年6月25日 05:30 ]

J2北九州の小林監督
Photo By スポニチ

 J2北九州の小林伸二監督が24日、オンライン会見し、Jリーグが行ったPCR検査に苦言を呈した。22日までに、北九州スタッフの一人が陰性と断定できない「継続検査」と通告されたために、23日の全体練習を急きょ取りやめた。

 しかし、23日午後1時半ごろ、継続検査の判定者が出ても、練習はクラブの判断に任せるという連絡が来たといい、他クラブは同じ状況でも練習していたことも分かった。「もっと早くに“問題ない”と言ってくれていれば練習できた。継続検査がどんなものか中身も分からないし」と説明不足に不満をにじませた。

 Jリーグ側は23日の会見で、北九州とのやりとりの中で誤解が生じたと弁明。指揮官は「聞いて危ないと思ったから中止の判断。北九州の置かれた状況を考えると、少しでも疑いがあるなら練習は無理だということになった」と、5月に新型コロナ第2波に襲われた地域事情もあり、練習可否の基準をJ側が明確に示す必要性を訴えた。

 再開初戦は27日の長崎戦。「我々が合わせていくと長崎の色が出る。我々の色をどう出していくか」と切り替えて臨む。

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2020年6月25日のニュース