田嶋会長、志村けんさん訃報に「言葉では説明できない気持ちになった」

[ 2020年4月3日 05:30 ]

JFA田嶋幸三会長
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 新型コロナウイルスに感染していた日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が2日、都内の病院を退院した。

 田嶋会長は新型コロナに感染し、退院した著名人として初めて会見に応じ「組織のトップとして感染してしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とあいさつした。2月下旬から3月上旬まで欧州、米国を出張後の15日に発熱、17日に感染が判明。入院後も約1週間は微熱が続き、2週目から安定したという。

 入院中に同じウイルスと闘う志村けんさんの訃報を聞き「言葉では説明できない気持ちになった」という。先月30日と1日の検査で陰性が認められたため、この日退院。当面は隔離生活を続け、業務はウェブなどで続ける方針だ。

 病院内では壮絶な医療現場も目の当たりにし「検査を増やすだけではあっという間に医療崩壊を起こす。医療体制にさまざまな批判があると思うが、現場の方たちが感染したり、負荷がかかりすぎて医療崩壊することが一番の問題と感じる」と話した。家族ですらPCR検査が受けられず、他国協会から日本の薬を分けてくれと言われたことも。田嶋会長は「命さえあれば経済もサッカーも立て直しはできる。亡くなったら何もできない。これを忘れちゃいけない」と切実に呼びかけた。

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