FC東京　またも苦手払しょくできず…浦和に15戦勝ちなしもドローで逆転Ｖへわずかな望みつなぐ

明治安田生命J1第33節第1日   FC東京1―1浦和 （ 2019年11月30日    味スタ ）

＜FC東京・浦和＞サポーターにあいさつする長谷川監督とFC東京の選手たち（撮影・篠原岳夫）
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　FC東京は苦手を払しょくできなかった。05年以降、味の素スタジアムでの対浦和は5分け9敗。この日のドローで、負の記録は15戦勝ちなしに更新された。

　前半39分、ミドルシュートのこぼれ球をたたき込まれて先制を許した。後半24分にU―22日本代表FW田川亨介（20）が同点弾を決め、なんとか引き分け。1位の横浜が川崎に4―1で快勝して勝ち点3差となったが、12月7日に行われる最終節の天王山で4点差以上の勝利をあげれば得失点差で上回り、リーグ制覇となる。

　首の皮一枚、つながった。主将のMF東慶悟（29）は「厳しいのは分かっているが最後まで諦めずにやりたい」と強調。その上で「なかなか難しいミッションだが、チームがバラバラにならず、最後に勝って終わりたい」と奇跡の逆転優勝に向けて言葉に力を込めた。