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神戸FW古橋 代表初選出も不発猛省「精度が低かった」

[ 2019年11月10日 05:00 ]

明治安田生命J1第31節   神戸0―3名古屋 ( 2019年11月9日    豊田ス )

<神戸・名古屋>名古屋に敗れ肩を落とす神戸イレブン
Photo By 共同

 代表初選出を祝う勝ち点3は手にできなかった。神戸FW古橋は「精度が低かった。FWとしてゼロ(無得点)はダメ。3失点目も僕がボールを奪われてから。小さなミスが多くて、悔しい気持ちです」と唇をかみしめた。

 見せ場は作った。後半4、11分には切れ味鋭いドリブルからカウンターのチャンスを演出。両チーム最多4本のシュートを放ち、攻撃を活性化させた。だが「もっと周りを使うとか余裕のあるプレーをしなきゃいけなかった」と反省したように名古屋DF陣の堅いブロックに阻まれた。

 16日からは親善試合ベネズエラ戦(19日、パナスタ)を戦う日本代表に合流する。「きょうは勝てなかったけど次は日の丸を背負う戦い。アピールして試合に出たい」と気持ちの切り替えに務めた。

 《名古屋、残留へ千金1勝》FW前田が全3得点に絡む活躍で、8月10日の川崎F戦以来となるリーグ9試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。「なるべく多くの1対1の状況を(チームとして)作ろうと監督が言ってくれた。その期待、信頼に応えたかった」。前半12分には元日本代表DF酒井を振り切って強烈な先制ミドル。さらに23分は神戸DFオマリを抜き去って追加点をアシストし、後半9分にも右足で流し込んだ。フィッカデンティ監督は就任5戦目で初白星。残留へ向けても大きな1勝だ。

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