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鹿島3位後退…本拠で痛恨 内田主将「サポの声援、無駄にしない!」

[ 2019年11月10日 05:30 ]

明治安田生命J1第31節   鹿島0―2川崎F ( 2019年11月9日    カシマ )

<鹿島・川崎F>ヘディングで競り合う川崎Fの山村(左)と鹿島の上田 (撮影・大塚 徹)
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 三つ巴の優勝争いから鹿島が一歩後退した。内容では上回りながら、開幕戦以来のホーム黒星で3位に転落。「最近の中では一番、ボールの保持、崩し方は良かった。こういう時に勝ちがついてこないって…。僕らは悪くても勝ってきたチームだから」とDF内田。淡々と振り返る中に悔しさがにじんだ。

 後半6分、セルジーニョのシュートがあと一歩で日本代表DF車屋に阻止された。取り損ねた先制点が流れを変えた。まずはFK。次は前がかりになった隙を突かれた速攻。相次いで失点を喫した。

 主将の内田はFW土居が言い争った先月18日の松本戦の後、練習場でサポーターと話をした。「監督も選手も会社もいろいろ変わる中で、変わらないものがサポーターなんだよ。負けたら言い合うのもあり。応援してくれるのもあり。反応をこちらもいつも見ています」。敗れたこの日、ゴール裏から響いたのは声援だった。「それを無駄にしないように」と内田。逆転優勝へ、最後まで走り抜く。

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2019年11月10日のニュース