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浦和 GK福島が好守連発もACL決勝第1戦は0-1完敗…ペルー代表MFカリージョ抑えられず

[ 2019年11月10日 06:00 ]

浦和のGK橋本春樹
Photo By スポニチ

 史上初となる3度目のACL制覇を目指す浦和が9日、アルヒラル(サウジアラビア)と敵地での決勝第1戦に臨み、0-1で敗戦。この試合がACLデビューとなったGK福島が好守連発で奮闘するも、18年ロシアW杯にも出場したペルー代表MFカリージョを抑えられず。自陣左サイドを何度も崩され後半15分に先制を許すと、アウェーゴールも奪えないまま試合終了。それでも最少得点差で終えられたことで第2戦へ望みをつなげた。

 浦和は正守護神のGK西川が累積警告により出場停止。代わって26歳のGK福島が大一番でのACLデビューを飾った。

 試合は前半14分、MF青木が後ろから猛チャージする元フランス代表FWゴミスに気づかずボールロスト。そこから自陣左サイドに展開され、ペルー代表MFカリージョにペナルティエリア手前右まで運ばれ中央へグラウンダーのパス。ここへ走り込んだ元イタリア代表FWジョビンコにダイレクトでシュートを打たれるも枠の上へ外れた。

 同17分、MFファブリシオが韓国代表DFチャン・ヒョンスを交わし、一気にペナルティエリア左へドリブルで運び中央へグラウンダーのパス。これをMF関根がフリーで狙うも相手DFに防がれゴールならず。

 同29分には自陣左サイドからアーリークロスを入れられ、中央へ走り込んだ相手左SBのサウジアラビア代表DFシャハラニがスルー。これによって左サイドでフリーとなったFWジョビンコがシュートを放つもMF橋本がゴールライン手前でスーパークリア。

 同33分にも右CKからMFカリージョに頭で合わされるがGK福島がファインセーブ。さらに同37分にはMFカリージョに自陣左サイドを崩され、ペナルティエリア内まで進入を許し中央へパス。これを再びFWジョビンコが左足で狙うもGK福島がスーパーセーブ。度重なるピンチを救った。

 0-0のまま後半に入ると15分、ついに失点。今度も自陣左サイドからクロスボールを入れられると、中央へ飛び込んできたMFカリージョに頭で合わされネットを揺らされた。その後も防戦一方の展開となり、計22本のシュートを浴びるも追加点は許さず。

 0-1で第1戦を落とし、24日にホームで行われる第2戦での反撃に期待することになった。

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2019年11月10日のニュース