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G大阪、倉田弾で劇的先勝!アディショナルタイムに決めた

[ 2019年10月10日 05:30 ]

ルヴァン杯準決勝・第1戦   G大阪2―1札幌 ( 2019年10月9日    パナスタ )

後半50分、決勝ゴールを決めたG大阪・倉田(右)はパトリック(左)とガッツポーズ (撮影・後藤 大輝)
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 ルヴァン杯は準決勝第1戦の2試合が行われ、G大阪はホームで札幌に2―1で競り勝った。後半アディショナルタイムにMF倉田秋(30)が決勝点。3大会ぶりのファイナル進出へ前進した。川崎Fは鹿島に3―1で快勝。第2戦は13日に行われる。

 劇的な幕切れだった。表示された4分間のアディショナルタイムが過ぎた“後半50分”に倉田が芸術的な右ボレーをたたき込んだ。その直後に試合終了の笛。まさにラストプレーだった。

 「狙い通り。勝ち切れて良かった」。殊勲の倉田は安堵の表情を浮かべた。後半29分に宇佐美のPKで先制したが、同42分に失点。痛恨のアウェーゴールを許した。スタジアムに漂う引き分けムード。だが諦めなかった。「相手も同点の勢いのまま攻めてきていたので、1回くらいはチャンスがあるはず」。虎視眈々(たんたん)と勝ち越し機を狙った。

 背番号10としての責任を負う。4日のリーグ札幌戦では5得点の圧勝。自身は先制点を含む3得点に絡んだものの、実は、それに先立つ9月28日のリーグC大阪戦で左膝を痛めていた。強度の打撲。それでも残留争いで苦しむチームのために、テーピングを巻いて強行出場した。

 「まだ半分。切り替えてやりたい」と倉田は気を引き締める。今シーズン唯一残されたタイトルを、全力で奪いにいく。

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2019年10月10日のニュース