×

C大阪 今季初4連勝 暫定5位浮上、亜土夢V弾「完璧でしたね」

[ 2019年9月14日 08:06 ]

明治安田生命J1第26節   C大阪2―1浦和 ( 2019年9月13日    埼玉 )

<浦和・C大阪>後半、決勝ゴールを決めるC大阪・田中=左(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 各地で2試合が行われ、C大阪はアウェーで浦和に2―1で勝利した。後半39分に途中出場のMF田中亜土夢(31)が決勝点となる今季2得点目をマーク。今季初の4連勝を飾り、暫定ながら5位に浮上した。

 アトムが勝負を決めた。DF松田のゴールで先制しながらも浦和に追いつかれ、迎えた後半39分だった。ゴール中央、ペナルティーエリアの外でボールを受けたのは途中出場の田中。「決めればヒーローになれると思っていた。完璧でしたね」。右足で狙い澄ました一撃がゴール左上へと吸い込まれ、C大阪に今季初めての4連勝をもたらした。

 フィンランド1部ヘルシンキに所属していた頃に始めた水墨画はプロ顔負けの腕前を誇り、今年11月にも大阪で個展を開催する予定。そんな特技も「集中できて、いいリラックスになる」とピッチで結果を出すために好影響を与えている。今季はいまだリーグ戦で先発機会がなくても、居残りでのシュート練習も続ける背番号32がチームを救った。

 この活躍にはロティーナ監督も「攻守に何をやるべきかを理解して、交代で出るたびに貢献してくれる」と賛辞を惜しまなかった。元日本代表MF清武が長期離脱で不在ながらも、暫定で5位に浮上。3位横浜に勝ち点2差に迫った。

続きを表示

2019年9月14日のニュース