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冨安加入のボローニャ監督 白血病を公表、覚悟語る「この戦いに勝つ」

[ 2019年7月14日 00:40 ]

白血病を公表したボローニャのミハイロビッチ監督(AP)
Photo By AP

 日本代表DF冨安健洋(20)が加入したイタリア・セリエAボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督(50)が14日にボローニャ市内で会見し、白血病であることを明かした。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙(電子版)など地元メディアによると、ミハイロビッチ監督は会見で「本当にショックを受けた。涙が出た」と宣告を受けたの心境を明かした上で「相手は強敵だが倒せる。(監督として)選手達にいつも話しているように、攻撃して勝ちに行く。守っているだけでは負けてしまう。戦術も駆使して、この戦いに勝つ。家族のため、子どものため、愛する人々のために勝つ」と覚悟を語った。父親をがんで亡くしたため定期的に健康診断を受けていたが、2月末の検査では異常はなかったという。

 ミハイロビッチ監督は、11日からスタートしたイタリア北部カステロットでの合宿を風邪を理由に欠席。その後も体調が回復せず、地元紙コリエレ・デロ・スポルトは13日、精密検査と集中治療のため長期間チームを離れる可能性があると報じていた。

 ミハイロビッチ監督は現役時代セルビア代表として活躍。引退後は指導者として、カターニアではFW森本貴幸を、ACミランではMF本田圭佑を指導した。今年1月からは指導者キャリアをスタートしたボローニャに復帰し、降格圏に沈んでいたチームを残留に導いていた。

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2019年7月13日のニュース