やっぱり“鬼門”ガンバ7戦ぶり黒星…久々の複数失点で逆転負け

明治安田生命J1第18節   G大阪1－3FC東京 （ 2019年7月7日    味スタ ）

＜FC東京・G大阪＞前半、パスを出すG大阪・中村（左）（撮影・西海健太郎）
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　G大阪は1―3で首位のFC東京に敗れた。先制点を奪いながらも連続失点で7試合ぶりの黒星。FC東京は日本代表FW永井謙佑（30）が2得点1アシストと躍動した。

　若きG大阪は首位クラブの力を見せつけられた。前半5分にMF小野瀬の得点で幸先良く先制したが、その後は劣勢。逆転負けを喫し、リーグ7試合ぶりの黒星を喫した。

　「首位は強かった」

　オランダ1部フローニンゲンから獲得オファーを受けているG大阪のU―20代表FW中村敬斗（18）は感服した。スプリント回数は両チーム最多29回、走行距離は同2位の11・437キロ。フローニンゲン関係者が見守る中、左サイドで何度も仕掛ける姿勢を示した。だが日本代表DF室屋とMF東の徹底したマークに苦しみ、後半のシュートは日本代表MF橋本の素早いブロックに阻まれた。

　大雨でぬかるんだピッチコンディションに苦しみ、効果的なパス回しができず。「粘り強く戦えたが、連続失点がもったいなかった」と宮本監督。若手路線に切り替えた5月18日のC大阪戦以降では初めて負け、過去1度も勝てていない味スタでの負の歴史に終止符を打てなかった。次戦はホームで清水戦。この苦い経験を糧にするしかない。