FC東京　G大阪からDF呉宰碩を期限付き移籍で獲得「タイトル獲得の力に」

　FC東京は8日、G大阪から元韓国代表DF呉宰碩（オ・ジェソク、29）を獲得したと発表した。期限付き移籍で、期間は19年7月1日から20年1月1日まで。同選手は契約により、G大阪およびG大阪U―23と対戦するすべての公式戦には出場できない。

　呉宰碩は左右サイドバックをこなせ、豊富な運動量を武器にする。13年に韓国の江原FCからG大阪に活躍の場を移し、当時指揮を執っていた長谷川健太監督（53＝現FC東京）の下で5シーズンに渡ってプレー。14年にはJリーグ、ナビスコ杯（現ルヴァン杯）、天皇杯の3冠を制した経験を持つ。

　呉宰碩はFC東京の公式HPで「今回オファーをいただき感謝しています。期限付き移籍での加入ですが、チームのタイトル獲得に向けて自分の経験がチームの力になるよう、一生懸命頑張ります」とコメントしている。

　FC東京では、左サイドバックの元日本代表DF太田宏介（31）が今夏に名古屋へと移籍しており、層の薄くなったポジションの底上げに期待がかかる。