×

永井2発!代表効果でFC東京“加速”アシストも決めた

[ 2019年7月8日 05:30 ]

<FC東京・G大阪>前半、自身1得点目のゴールを決め喜ぶFC東京・永井(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1第18節は7日、各地で4試合が行われ、首位のFC東京はホームでG大阪に3―1で勝利を収めた。日本代表FW永井謙佑(30)が2得点1アシストと躍動。チームは02年から続くホームでのG大阪戦の負けなしを継続した。3位の川崎Fは鳥栖に0―0で引き分けた。

 雨を切り裂き、日本代表FW永井が吠えた。逆転勝利を呼ぶ会心の2発に加えてアシストもマーク。「自分のリズムでプレーできている」と自信を深める30歳がリーグ後半戦の初戦で日本代表MF久保の抜けた攻撃陣をけん引した。

 0―1で迎えた前半38分、こぼれ球に素早く反応。「(浮き球を)叩けばGKのタイミングがズレる」と左足で合わせた。2分後には左からのクロスに「当てるだけだった」と頭で合わせて逆転弾。後半15分にはFWディエゴ・オリヴェイラの追加点を演出した。

 「みんなが欲しいタイミングでパスを出してくれる。FC東京にきて初めて(1試合)2点を取れてうれしい」

 4年ぶりに復帰した日本代表で令和1号を記録。チームに戻ってきてから出場した公式戦4試合4ゴールと量産態勢に入った。

 長谷川監督は「ゴールに向かうプレーが多くなった。代表に選ばれたという自信で大きく変わった」と評価。三十路を迎えてなお進化を続ける男の活躍で2位の横浜とは勝ち点6差をキープ。悲願のリーグ優勝へ、チームを再加速させる。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月8日のニュース