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メッシ 3位表彰式出席を拒否 南米サッカー連盟と審判団を猛批判

[ 2019年7月7日 18:16 ]

南米選手権3位決定戦   アルゼンチン2―1チリ ( 2019年7月6日    ブラジル・サンパウロ )

レッドカードを受けぶ然とした表情のメッシ(AP)
Photo By AP

 南米選手権は6日、ブラジル・サンパウロで3位決定戦が行われ、アルゼンチンがチリに2―1と競り勝った。前半11分にFWアグエロがメッシの早いリスタートから先制点を挙げ、同21分に今大会初先発のFWディバラが追加点。2015年、16年大会王者チリの反撃を1点に抑えて逃げ切った。

 3位表彰式出席を拒否したメッシが、激しい言葉で怒りをぶちまけた。2―0の前半37分、競り合いから胸を突き合わせて小競り合いとなった相手DFメデルとともに一発退場処分。0―2で敗れた準決勝ブラジル戦後にも審判への不満を口にしていたが、チリ戦後には「我々はこの腐敗に関与すべきではない。今大会期間中、我々に対するリスペクトが欠けていた。もっと良い結果が出せたはずだが、彼らのせいで決勝に進めなかった。腐敗と審判が、ファンから楽しみを奪っているし、サッカーをダメにしている」と名指しはしなかったものの南米サッカー連盟と審判団を猛批判した。

 さらに7日(日本時間8日)に地元ブラジルとペルーが対戦する決勝戦について「ブラジルが優勝するよう既に仕組まれていると思う」と主張。一連の批判コメントで南米サッカー連盟などから処分を受ける可能性を指摘されても「真実は語られるべき」と持論を曲げなかった。

 南米サッカー連盟はすぐに文書を発表。メッシの名前こそ出さなかったが「南米選手権の名誉を傷付ける、真実を欠いた根拠のない非難は、受け入れられない」と反論した。

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2019年7月7日のニュース