京都　4戦負けなしで前半戦2位で折り返す　中田監督「優勝を目指してやっていきたい」

明治安田生命J2第21節   京都1-0長崎 （ 2019年7月7日    西京極 ）

リーグ戦で移籍後初出場初先発となった長崎戦に勝利し、サポーターにあいさつをする京都のGK加藤
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　「21位」から「2位」。残留争いに巻き込まれた昨季から一転、京都が前半戦を2位で折り返した。

　ホームに長崎を迎えた一戦は、序盤から何度も決定機を作り出すと、先制点が生まれたのは前半10分。DF石櫃の縦パスからMF仙頭が右サイドを抜け出し、右足で鋭いクロスを入れる。ファーサイドに走り込んだFW一美に合わせたボールがオウンゴールを誘発し、先制に成功した。

　後半には仙頭のPK失敗や押し込まれる場面がありながら、リーグ戦で移籍後初出場初先発となったGK加藤ら守備陣は1点を守り抜き、4試合連続負けなしで2位に浮上した。前半戦を終えた段階で21位だったのが昨季。1年前と立ち位置は大きく変わり、自動昇格圏内に付ける今季は首位山形と勝ち点3差だ。

　前半戦の21試合を戦い終え「課題も含めて、素晴らしい21試合をさせてもらった」と中田一三監督。その上で「これに満足することなく、優勝を目指してやっていきたい」と後半戦を見据えた。次節は首位山形との大一番。勝てば、首位に浮上する。