ザック氏 伊移籍浮上の冨安は「“私の吉田”に似ている」

[ 2019年6月13日 13:55 ]

ザッケローニ氏
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 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(66)が、ボローニャが獲得に乗り出していると報じられた日本代表DF冨安健洋(20=シントトロイデン)に関し、同DF吉田麻也(30=サウサンプトン)に似ていると評した。

 ザッケローニ氏は12日付のイタリア地元紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューで、冨安について聞かれ「何歳?20歳か。ならば招集できなかったね。私が日本代表を率いていたときは、まだ小さかったから。そのときはまだ下部組織でプレーしてたのでは?」とその存在をあまり知らなかったようで、「30分ほど時間をください。情報収集をします」といったん電話を切りインタビューを打ち切ったという。

 そして約20分後、再開されたインタビューでザッケローニ氏は「とても興味深い選手だとみんな言っている。フィジカル、技術、サウサンプトンでプレーしている“私の吉田”に似ている」と切り出した。そして吉田について「吉田は(私が率いた日本代表では)まさに保障だった。困難に陥ったときも常に、何をすべきか分かっていた」と改めて称えた。

 同氏は日本人DFの総評として「私が招集したDFもそうだったが、とても戦術理解度が高かった。でも身長がそれほどなかったので、ハイボールは常に苦しんだ」と続けたると、冨安が1メートル88の長身を誇るとあって「でも彼は1メートル88あることを考えれば、この問題とは無関係だね」とし「私が話を聞いた人はみな、彼が守備面だけでなく、攻撃の組み立ての部分でも優れていると言っている。とはいっても私は決して驚かないよ。日本人選手はみな質が高い。それに冨安は(1月の)アジア杯で素晴らしいプレーを見せたと言っている。20歳にも関わらず、パーソナリティーを持っていることを証明したようだね」とポジティブな印象を口にした。

 そして最後に元日本代表監督は「唯一の不安点は、日本人選手があまり持ち合わせていないマリツィア(ずる賢さ)だ。ただ、これは日本でプレーして選手に当てはまることであって、冨安はすでにベルギーでプレーしているから、ペナルティーエリア内外でどうのように振る舞わなければいけないか既に学習したかもね」と締めくくっている。

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