【佐々木則夫の視点】なでしこジャパン 今までできたことをしっかりやるだけ

[ 2019年6月12日 08:30 ]

女子W杯1次L D組   日本0―0アルゼンチン ( 2019年6月11日    フランス・パリ )

アルゼンチン戦に臨む日本イレブン(共同)
Photo By 共同

 アルゼンチンは格下だが、極端に守りを固めて体を張ってきたので簡単には崩せなかった。その相手に日本は90分間、同じように攻めるばかりだった。相手の守備陣形が整っているところにクロスを入れてもなかなか点は取れない。左右に揺さぶってクロスを入れたり、縦にパスを入れてバリエーションを付ける工夫が必要だ。菅沢の1トップも相手がマークを集中させやすいので、高さがある2トップにしてパワープレーをするなど、時間帯によって変化を付けてもよかった。

 日本は本来3人の連係が得意だが、それもあまりできていなかった。今までできていたことが、初戦の重圧などでできていないのだから、原因は明確。日本の女子はできなかったことに意識が行く傾向があるが、できることをしっかりやれば改善できる。スコットランドは勝たなければならないので攻めてくるだけに、アルゼンチン戦よりは有効に攻撃できる。残り2試合で勝ち点を4以上取れば確実なのだから、自信を持って、今までできたことをやってほしい。(元なでしこジャパン監督)

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「コパ・アメリカ(南米選手権)」特集記事

2019年6月12日のニュース