なでしこ 課題残るドロー…W杯前最終テスト 土壇場で菅沢弾も高倉監督「修正点たくさんある」

[ 2019年6月3日 05:30 ]

国際親善試合   日本1―1スペイン ( 2019年6月2日    フランス・ルトゥケ )

後半、同点ゴールを決める菅沢
Photo By 共同

 W杯フランス大会(7日開幕)に臨むなでしこジャパンは2日、フランス・ルトゥケでスペインと対戦し、1―1で引き分けた。前半に先制点を許し、相手に主導権を握られる展開が続いたが、後半41分、途中出場のFW菅沢優衣香(28=浦和)の得点で追いついた。日本は10日(日本時間11日)にアルゼンチンとの初戦を迎える。

 W杯開幕前最後の実戦は、課題を残す内容となった。なでしこらしい粘りは見せたものの、高倉監督は「相手ペースの時間が長かった。修正点はたくさんある」と厳しい表情を崩さなかった。

 前半から相手に主導権を握られ、日本はほぼ自陣に押し込められたままだった。ボールを奪っても、スペインの鋭い寄せに手を焼き簡単に失ってしまう。防戦一方だった同22分、ペナルティーエリア内でMF市瀬がハンドの反則を犯し、与えたPKから失点した。後がなくなった後半41分、ペナルティーエリア内でパスを受けたMF杉田が低いクロスを入れると、最後は途中出場のFW菅沢が押し込み、何とか追いつくのがやっとだった。

 5月22日の合宿開始から横へのスライドやラインの上げ下げなど守備の確認を徹底してきたことで、流れの中からの失点を許すことはなかった。しかし、なでしこらしい連動した攻撃は、規律が保たれた守備に阻まれ機能せず。つくった好機は少なかった。

 主将のDF熊谷が「もう少しボールを持たないと苦しくなる」と話したように、課題はピッチ上の選手が痛感している。残された時間で修正に努め、なでしこは大一番に備える。

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