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川島が帰国 代表で19歳GK大迫との初共演に「ワクワクする」

[ 2019年5月28日 21:18 ]

 昨年のW杯ロシア大会以来となる日本代表復帰を果たしたフランス1部ストラスブールのGK川島永嗣(36)が、シーズンを終えて28日に日本に帰国した。

 日本代表として、6月に国内の親善試合2試合、そして南米選手権(ブラジル)に参加する。「自分自身で追求した夢がまたこういう形で日本代表に繋がったことが嬉しい。自分に求められている役割もあるし、やはり選手として呼ばれた以上は、常にいいパフォーマンスを見せたい」と力を込めた。

 復帰で注目を呼ぶのが、東京五輪世代の19歳、GK大迫敬介との初共演だ。川島自身も「ワクワクするし、どういうプレーをするのか実際に見られるという楽しみの方が大きい」と待ちわびた。また、今回「求められている役割」の一つは、若い選手への経験値の還元。「ここからは若い世代が日本代表を引っぱっていかないといけない。今までの日本代表があったのも、一人一人に日本を引っぱっていくという責任感や大志があったから。そういうところをいい意味で伝えていけたらいい」と爽やかに語った。

 今季の所属クラブでの出場は、リーグ最終節・ナント戦の1試合のみに終わった。それでも体のコンディションはいいという。「試合に出てなかったけど、ポジションを奪うために全てやっていた。そういった意味でコンディションは悪くない」。出場機会を得られない難しいシーズンだった反面、精神面ではポジティブなものも得た。「いい面を見れば心の充電ができたし、自分自身のことを客観的に見ながら見聞を広められることもできた。試合に出られない中でも自分にできることは全てやってきたので、後悔はない」と言い切った。

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2019年5月28日のニュース