大宮　栃木と引き分け負けなしを10試合に伸ばす

明治安田生命J2第14節第1日   大宮0―0栃木 （ 2019年5月18日    NACK5 ）

　大宮が栃木と0―0で引き分け、負けなしを10試合（6勝4分け）に伸ばした。

　前半から圧倒的に攻め、後半10分には相手が退場者を出して10人になったが、逆に守備を固めて引き分け狙いに徹されて苦戦。終盤はFWフアンマ・デルガド（28）とFWロビン・シモヴィッチ（27）の長身2トップを今季初めて同時に使って攻めたがゴールを奪えなかった。19本もシュートを放ちながら無得点に高木琢也監督（51）は「相手が1人少ない状況で、何とかパワープレーで奪おうとしたが、守り切られた。反省点はいくつかあるが、ボールを出したあと、サポートしたり、ボールを引き出すのが単調だった。見た目には押し込んでいたが、動きの精彩を欠いた」と悔しそう。

　FW大前元紀（29）も「ゴールに向かう勢いが足りなかった。相手が嫌がるパスもすくなかった。きょうも山口戦も勝てる試合だったので悔しさはある」と、厳しい表情を見せた。