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法大FW上田 A代表入りへ 五輪世代中心で挑む6月南米選手権

[ 2019年5月18日 05:30 ]

A代表入りが濃厚な法大FW上田綺世
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 東京五輪世代のエース筆頭候補、FW上田綺世(あやせ、20=法大3年)が、6月の南米選手権でA代表入りすることが濃厚となった。南米選手権は五輪世代が中心となるが、大学生は上田のみとなる見込み。現役大学生のA代表デビューが実現すれば、10年1月イエメン戦のMF山村和也(当時流通経大)、FW永井謙佑(同福岡大)以来、約9年半ぶりとなる。

 日本協会はこの日、U―22世代で臨む6月1日開幕のトゥーロン国際大会(フランス)のメンバー22人を発表した。上田をはじめ五輪世代の“常連”が外れ、森保監督も「キリンチャレンジ杯や南米選手権のメンバー発表を控えているので、そこまで考えていただければ」とA代表選出を示唆した。

 他にもMF中山雄太(ズウォレ)、DF板倉滉(フローニンゲン)、MF杉岡大暉(湘南)、DF立田悠悟(清水)らがトゥーロン国際大会のメンバーを外れ南米選手権の候補となっている。

 《新顔6人選出》トゥーロン国際大会の22人にはA代表経験者のMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)のほか、新顔6人を選出。ハードワークが持ち味の鳥栖の17歳、MF松岡大起や、大学生4人の中で唯一の初招集となった左利きの万能型DF田中駿汰(大体大)らが入った。指揮官は「最終的に(五輪の)メンバーに絡んでくるであろう選手たち」と期待。横内コーチが監督を代行する。

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2019年5月18日のニュース