トットナム新本拠地初陣で快勝！　孫興民が1号「世界で一番幸せな男」

プレミアリーグ第32節   トットナム2―0クリスタルパレス （ 2019年4月3日 ）

新スタジアム「トットナム・ホットスパー・スタジアム」で初ゲームを行ったトットナム（AP）
Photo By ＡＰ

　イングランド・プレミアリーグのトットナムが、新たな本拠地となる「トットナム・ホットスパー・スタジアム」での公式戦初戦を白星で飾った。

　3日に行われたクリスタルパレス戦で、韓国代表FW孫興民（26＝ソン・フンミン）が後半10分に個人技で相手1人をかわし左足で先制ゴール。満員の5万9215人の前で新本拠地1号を決め「世界で一番幸せな男だ」と喜びを爆発させた。チームは2―0で勝利して6試合ぶりの白星を挙げ、勝ち点を64に伸ばして暫定3位に浮上した。

　1899年から2017年まで使用された3万6310人収容の前本拠地「ホワイト・ハート・レーン」に代わる6万2062人収容の新スタジアムについて、ポチェッティーノ監督は「設備面では世界王者だ。トットナムはこれからビッグタイトルを争う存在になるだろう」と語った。昨夏に完成し昨年9月から使用される予定だったが、安全システムに関わる問題が出たためオープンが半年以上遅れた。地元メディアによると、建設費は当初予定された4億ポンド（約588億円）から6億3700万ポンド（約936億円）にまで膨らんだという。