香川 移籍後初アシスト「もっと良くなる」、前半ATに絶妙パス

[ 2019年2月27日 05:30 ]

トルコ1部   ベシクタシュ3―3フェネルバフチェ ( 2019年2月25日 )

攻め込むベシクタシュの香川(共同)
Photo By 共同

 トルコ1部ベシクタシュのMF香川真司(29)が25日、フェネルバフチェとのダービー戦で移籍後初先発を果たすと前半終了間際、絶妙なスルーパスで初アシストを記録した。出場は4戦連続で、得意のトップ下に入り2得点に絡む活躍で攻撃陣をけん引した。試合は後半に3失点し、3―3のドロー。チームの連勝は3で止まったが、香川の存在感は光った。

 水を得た魚のようだった。最大の見せ場は前半アディショナルタイムだ。ハーフウエー付近のこぼれ球に反応した香川は相手DFライン裏のスペースへ、キラーパス。これをユルマズが決め、移籍後初アシストを記録した。「勝つこと、得点に絡むこと、それは最低でも必要。あそこは良い選択ができた」。淡々と振り返った。

 トップ下で初先発した。リャイッチが累積警告のため、巡ってきたチャンスを、逃さなかった。前半10分には右サイドの低い位置からFKのキッカーを務め、先制ゴールも演出した。3日の新天地デビュー戦でも縦回転FKを決めた。移籍後、FKの練習時間は増えたという。2得点に絡み、攻撃陣をけん引した。

 だが、これがダービー戦の難しさか。後半だけで3失点を喫し無念のドロー。「勝たなくてはいけない試合。受け入れがたい」と香川。先発は昨年9月、ドルトムント時代のホッフェンハイム戦以来。新鮮さすら感じたという一戦だが、後半はセカンドボールも拾えず防戦一方となり「違う視点で見れば…。ポジショニング含め修正すればもっと楽に戦えたはず」と悔やんだ。

 結局、後半40分までプレー。勝ち点3は逃したが「この結果を踏まえ、次の試合に向かわないと。個人的にはもっと良くなっていくと思う」と前を向いた。

 日本代表としても3月の親善試合、または6月の南米選手権(ブラジル)での復帰が有力視されている。攻撃の局面で見せた感性の鋭いプレーは健在。完全復活に向けて、香川がまた一つ階段を上がった。

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