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本田 豪リーグ開幕戦は“ぶっつけ”カンボジア代表戦から中3日

[ 2018年9月12日 05:30 ]

親善試合でマレーシアに敗れ、カンボジア代表をねぎらう本田
Photo By 共同

 カンボジア代表の事実上の監督を務めるメルボルンVのMF本田圭佑(32)が、来月20日のAリーグ開幕戦メルボルンC戦を強行軍で迎えることが濃厚となった。一国の代表を率いながら20年東京五輪にオーバーエージ枠での日本代表入りを狙う異例の“二刀流”が、いよいよ試される。

 カンボジア代表は同16日にホームで親善試合シンガポール戦を行う。同国協会側は同戦の指揮を熱望し、4日後にメルボルンVでの開幕戦を控える本田サイドも「調整中」とした。中3日とはいえ長期移動を伴うだけに、メルボルンVでの重要な初戦は“ぶっつけ”となる。また、本田は「試合がかぶる時はメルボルンVを優先する」としており、11月の国際Aマッチ期間をまたいでカンボジア代表が参戦する「スズキ杯」は、スポット参戦が有力だ。

 10日に行われた指揮官としての初陣マレーシア戦は1―3で敗北。それでも、47年間、勝利のない宿敵から先制点を挙げるなど手腕の片りんは見せた。11日のプノンペン・ポスト紙は「カンボジアのサッカーが変わり始めている」と報じるなど、歓迎ムード。その本田は11日にシンガポールを経由し、メルボルンへ向かった。

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