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伊東、代表4試合目の初得点 得意な形で1対1 一瞬のキレ光る

[ 2018年9月11日 23:57 ]

国際親善試合   日本3―0コスタリカ ( 2018年9月11日    パナS )

<日本・コスタリカ>後半ロスタイム、伊東(左)はチーム3点目のゴールを決める(撮影・椎名 航)
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 狙っていたワンチャンスを見事にものにしてみせた。11日にパナソニックスタジアム吹田で行われたコスタリカ戦で、MF伊東純也(25)が後半ロスタイムに鮮烈なゴール。「少ないチャンスをものにしないと上にいけない」と貪欲に語る快足アタッカーは、A代表4試合目にして初得点をマークした。

 開いてパスを受けると持ち上がり、右サイド深くでDFと対峙(たいじ)。最初はクロスを選択しようと思っていたが、自分の得意な形で1対1を作れて考えを変えた。「左にかわしてシュートを打つ」。ファーに速いボールを蹴ろうと意識しつつ、一瞬のキレで相手を振り切って思い切り左足を振り抜くとボールはGKの手をはじいてネットが揺れた。

 北海道胆振(いぶり)東部地震の影響で7日に予定されていたチリ戦は中止。アピールするチャンスは減った中で「サッカーで力を与えられるように頑張りたい」との思いを秘め、迎えたコスタリカ戦には「出場時間は短いが、自分のできることをやろう」と覚悟を決めて臨んでいた。

 10分ほどのプレータイムで目に見える爪痕を残した。次に見据えるのは10月12日のパナマ戦と同月16日のウルグアイ戦。多くのライバルがひしめくポジションだが、所属する柏でさらなる成長を遂げて、スーパーサブから先発へと駆け上がる。

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2018年9月11日のニュース