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ニューカッスル指揮官 武藤をチーム事情で中盤で起用していると明かす

[ 2018年9月6日 19:19 ]

ニューカッスルの武藤
Photo By 共同

 プレミアリーグのニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀(26)について、ラファエル・ベニテス監督(58)はチーム事情で中盤で起用していると明かした。

 5日、地元紙ノーザンエコー(電子版)で、スペイン人指揮官は武藤について「ストライカーだと思う」とFWとして構想に入っていることを明言。その上で「我々は(中盤の)2つのポジションで選手が足りない状態。彼はそこでプレーできる」とトップ下やサイドで起用している理由を説明した。

 武藤はリーグ戦は開幕4試合中3試合に途中出場。8月29日にイングランド・リーグ杯2回戦2部ノッティンガム・フォレスト戦で移籍後初先発を果たしたが、まだ得点、アシストを記録できていない。地元メディア、ファンから厳しい評価が出始めているが、ベニテス監督は「公平を期するために言えば、彼は不運だった」と擁護。「(リーグ第2節の)カーディフ戦で我々はシステム変更が必要で、彼はMFでプレーせざるを得なかった。(リーグ第3節の)チェルシー戦で彼が出場した時に布陣を4―1―4―1に変更したので、また中盤でプレーしなくてはならなかった。彼はまだ理想のポジションではプレーしていない」とFWとして起用できていないため、まだ武藤の評価を下すのは尚早との考えを示した。

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2018年9月6日のニュース