札幌　地震の影響で練習中止　交通機関の麻痺で道外への遠征にも不安　都倉「本当にびっくりした」

物資を取りにクラブハウスを訪れた都倉
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　コンサドーレ札幌は６日、地震の影響で練習を中止した。この日は４連休を終えて練習を再開する予定だったが、午前６時半にスタッフや選手に自宅待機命令が出された。札幌・宮の沢のクラブハウスなどに特に被害はなかったものの、停電や断水、交通状況の混乱による選手の危険や選手家族らにも配慮して練習中止を決定。余震の心配もあり、状況によっては７日の練習も中止となる可能性が出てきた。

　１５日には日本代表戦による中断明けの初戦となる川崎Ｆ戦が控えている。クラブ関係者は「明日（７日）には練習はやっておきたいけど、北海道は陸の孤島だから」と困惑。交通機関の麻痺により道外への遠征ができるかどうか分からない状況にも頭を抱えた。

　クラブハウスへ飲料水など物資を取りに訪れたＦＷ都倉賢（３２）は「本当にびっくりした。人生でこんなに揺れた地震を経験したのは初めて」と驚きを隠せない様子。今後の練習再開を含め、不安はつきないようだった。（青木　一平）