チリ代表ＭＦビダル　無事を報告、揺れに「今までにない恐怖」

　７日に予定されていた国際親善試合・日本代表―チリ代表戦（札幌ドーム）のため札幌に滞在中のチリ代表のＭＦアルトゥロ・ビダル（３１＝バルセロナ）が６日、地元メディアに無事を報告した。

　滞在ホテル前で地元テレビＣＤＦなどの取材に応じ「チリで地震を経験したことがなかった。日本で何が起きたか分からなかったが、寝ている時に強い揺れを感じた。今までにない恐怖だった。重要なのが全員が無事だったこと」と振り返り、試合中止には「長い時間をかけてやって来たから、残念だ」と語った。

　１１日にはアウェーで韓国と対戦予定で「あした（７日）には問題が解決して、移動したい。今は少し暇だね」。地元メディアによると、停電中のホテルで少ない明かりを頼りに選手みんなでポーカーを楽しんでいるという。