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森保監督 初陣が中止も気丈 選手たちには「感謝の気持ちを持って」と話す

[ 2018年9月6日 17:24 ]

<日本代表練習>報道陣の質問に答える森保監督(撮影・西尾 大助)
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 6日未明の地震の影響で、森保ジャパンの初陣として予定されていた7日のチリ代表戦(札幌ドーム)が中心になったことを受け、U―21日本代表を兼任する森保一監督(50)が対応。まず「被災に遭われた方のご冥福をお祈りしたい。また安否の確認が出来ていない方がご無事で、いち早く普段の生活に戻れるように祈っています」と話した。

 この日に予定されていた札幌ドームでの公式会見、公式練習も中止。選手は午後、宿舎付近を散歩し、公園でストレッチなど軽いメニューを消化し、指揮官はその中で円陣を組み、約6分間のミーティング。チーム宿舎は自家発電で、朝ご飯は食べられなかったものの、昼ご飯の提供など普段と変わらないサ―ビスの提供を受けているとあって、選手に対し「まずは感謝の気持ちを持ってもらいたいと言いました。自分の気持ちを押しつける気持ちはないけど、ホテルの方はほとんどが北海道出身の方で、中には家族が被災された方もいると思う。いろんな不安に駆られている中で、支えられていることに感謝して欲しい。被災者がいること、励ましの言葉、勇気づける気持ちを持ってやって欲しい」と強調したという。

 チリ戦の中止に関しては「もちろん試合はやりたかった。でもこういった想定外のことが起こる。その中で出来る限りのことをしてやっていくしかない」と、初陣が想定外の震災により中止になった中で気丈に対応した。

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