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俊輔、松井に続き3人目!中島 五輪&A代表で背番10の自覚

[ 2018年9月6日 05:30 ]

<日本代表練習>軽快な動きを見せる中島(撮影・西尾 大助)
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 日本代表は7日、札幌ドームでチリ代表と対戦する。森保ジャパンの初陣となる一戦を前に5日には背番号が発表され、MF中島翔哉(24)が10番を背負うことが決定。五輪に続きA代表でも10番をつけるのは、元日本代表MF中村俊輔(40=磐田)ら歴代3人目となった。ミーティングでは西野ジャパンのやり方を継承することも確認。システムは3バックが濃厚で、西野ジャパンに森保色を融合させながらW杯カタール大会に向けた第一歩を刻む。 日本代表メンバー  日程&結果

 新生ジャパンの背番号10は中島に託された。「今まで本当にいい選手がつけていた番号。そこはしっかり理解しないといけない」。W杯ロシア大会は選出が有力視されながら落選。22年のカタール大会に向けて巻き返しを狙うドリブラーは、栄光の番号に気持ちを引き締めた。

 中島は16年リオデジャネイロ五輪でも背番号10を背負った。過去に五輪、A代表ともに10番をつけたのは中村俊、松井に次いで史上3人目。新生ジャパンで最初に10番をつけた選手は、第2次岡田政権時代の山瀬、アギーレ監督時代の森岡ら近年あまり定着できていないが、中島は「どの試合も重要。特に日本でやるので、勝たないといけない」と、早くも10番の覚悟を示した。

 この日は宿舎で森保ジャパン初となるミーティングを約30分行った。その中で森保監督は、W杯ロシア大会での日本代表のプレーを中心に攻守のコンセプトを確認した。守備では攻守の切り替え、球際の厳しさを要求。攻撃では少ないタッチ数で、縦に速くコンビネーションプレーで崩すシーンが流された。戦前の下馬評を覆し、W杯で16強入りした西野ジャパンの戦い方を継承する一方、練習では、指揮官の代名詞でもある3バックを中心に戦術を確認。森保ジャパンの初陣で、フレッシュな顔触れが日本サッカーの新たな可能性を世に示す。

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2018年9月6日のニュース